2021年11月よりスタートした「E-Actふくしま環境リレーコラム」。毎月「日刊CJ Monmo Web」にて、所属団体の取り組みについてリレー形式で紹介しています。
「E-Actふくしま」の詳細はコラム第1回 をご覧ください。
第15回は「福島日産自動車株式会社」です。以下、福島日産自動車株式会社 電気自動車営業部 部長・佐藤大治さんよりご説明いただきます。
排出ガスをゼロにするため電気自動車の普及活動に取り組む
2010年から排出ガスゼロを目的として電気自動車の普及活動を行っています。1車種だった電気自動車も、2022年12月現在では軽自動車のサクラ、リーフ、SUVのアリアの3車種のラインアップとなりました。
2022年10月に行われた「2022ふくしま環境フェスタ」に参加させていただいた際は、電気自動車アリアとサクラの2台の展示と、『日産わくわくエコスクール』を親子参加で実施いたしました。
『日産わくわくエコスクール』では、パワーポイントや動画を見ていただき、今後の取り組みを交えながら下記の項目について説明しています。
- 地球温暖化って何?
- 原因となる二酸化炭素(CO2)が増えている理由
- CO2を出さないことの大切さ
- 電気を作る時にも作り方によってはCO2を排出すること
- 自然エネルギーを利用すればゼロにすることができること
- 自然エネルギーは常に作ることができないため蓄電池が必要なこと
説明後、電気自動車(モーターカー)を実際に組み立ててもらい、理解を深めてもらっています。
その他イベントや、小学5年生を対象にした社会科の授業にもご依頼があり、随時実施させていただいております。
社会科の授業では、電気自動車のバッテリーを蓄電池とし、自然災害などが起きた時にご自宅や事業所の電力を賄うことが出来る方法などもパワームーバーやV2Hといった機器を利用し実演展示でご紹介しています。
ありがたいことに大変好評で、その声が小学校間で伝わり、多くのご依頼をいただいている状況です。子どもたちに環境問題や自動車の魅力や関心を持ってもらえていると実感しております。
今後の取り組み
2022年12月から着工しておりますが、「福島日産自動車」本社(福島市北町)駐車場内にソーラーパネルが載ったカーポートと、充放電をするための非常電源システム「V2X」を設置いたします。お客様の電気自動車への充電が可能です。
また、併設の建物を『フクニチャージ』と名付け、平時はソーラーカーポートで発電した再生可能エネルギーを活用し、お客様へワーキングスペースとしてご提供させていただきます。災害時に関しては電気自動車と「V2X」を組み合わせることでワーキングスペースの電力を確保できるようにします。完成・運用開始は2023年1月末予定。最新情報は、弊社HPなどでご確認ください。
Information
福島日産自動車株式会社本店 電気自動車営業部
- 電話番号
- 024-523-2111
- リンク
-
https://ni-fukushima.nissan-dealer.jp
- 備考
- YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@Fukushima_NISSAN
Information
- 問い合わせ先
- 【E-Actふくしまに関するお問い合わせ】
事務局:福島市環境課 - 問い合わせ先
電話番号 - 024-525-3742
- リンク
-
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/kankyo-o/machizukuri/shizenkankyo/kankyo/e_act.html
記事構成:CJ Monmo編集部 鈴木菜津美