自分の経験を生かして、相談員として移住者を応援
愛媛県出身の佐藤郁子(さとういくこ)さん。愛知県の自動車メーカーに就職し、夫・英信さんと出会って結婚。旦那さんの転勤を機に宮城へ引っ越し、その後、退職にともなって英信さんの故郷である飯舘村に移住を決めた。
2023年1月現在は『いいたて移住サポートセンター』で移住者の支援を行っている。「最初は親戚や近所の人としか交流がありませんでしたが、この仕事を通してたくさんの人と関わるようになりました」と郁子さん。
仕事内容は、移住を希望している方からの問い合わせ対応や、すでに移住している方のサポートなど。「自分の移住経験を生かして、少しでも役に立てれば。人に伝えることで、自分自身も飯舘村のことを学ぶきっかけにもなっています。気軽に立ち寄ってもらえたらうれしいです」と話してくれた。
ピザ窯作りやそば打ちに挑戦。手作りで田舎暮らしを満喫
「飯舘村では、季節の風物詩を家の周りで感じることができます」と村の自然が大好きな郁子さん。また、英信さんはチャレンジ精神旺盛で、ピザ窯作りやそば打ちにも挑戦。地域の有志で結成された『までい愚真会』に所属し、そばは『いいたて村の道の駅 までい館』で提供されている。
「賑やかだった村が、東日本大震災後は寂しくなってしまった。自分が移り住んで楽しむことで周りに何か伝えられたら。飯舘村にはお金では買えない魅力がたくさんある」と佐藤さん夫婦は語る。今後も二人で楽しむための挑戦を続けていく。
飯舘村長・杉岡 誠さんからのメッセージ
飯舘村では「明日が待ち遠しくなるような、わくわくする楽しいふるさと」を目指し、復興のその先の将来像に向かって、新たな歩みを進めています。
「いいたて移住サポートセンター」は移住相談窓口の中心的存在で、誰でも気軽に相談できる施設です。「意欲」1つあれば、あらゆる可能性を見出せる、「ふるさとの担い手」の輪と和が広がっていく、そんな飯舘村をぜひ体感しに来てください。
Information
飯舘村への移住について
- 問い合わせ先
- いいたて移住サポートセンター
- 問い合わせ先
電話番号 - 090-8280-5464
- リンク
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https://www.vill.iitate.fukushima.jp/