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E-Actふくしま環境リレーコラム

第18回 福島県バス協会ー福島~川俣線へ燃料電池バスの導入

ゼロカーボンやごみの減量化など、環境の観点からSDGsにもつながる取り組みを実行していく福島市の協議会「E-Actふくしま」。構成団体それぞれの活動をリレーコラム形式で紹介します。

  • 情報掲載日:2023.08.04
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

2021年にスタートした「E-Actふくしま環境リレーコラム」。「日刊CJ Monmo Web」にて、所属団体の取り組みについてリレー形式で紹介しています。

「E-Actふくしま」の詳細はコラム第1回 をご覧ください。

第18回は「福島県バス協会」です。以下、ジェイアールバス東北株式会社 福島支店・支店長の中鉢芳彦さんよりご説明いただきます。

福島~川俣線へ燃料電池バスの導入

弊社が属するJR東日本グループでは、2050年度CO2排出量「実質ゼロ」を目標に「ゼロカーボン・チャレンジ2050」という取り組みを行っています。この取り組みの一環として弊社は燃料電池バスの導入を決定し、導入箇所は定置式の水素ステーションが建設されるという情報により福島市に決定しました。

燃料電池バスは水素と空気中の酸素を燃料に発電しモーターで走行するので、排出するのは水だけとクリーンなバスです。走行性能についても加速力がありスムーズな運行と静かで快適な車内空間をお客様に提供できています。

2023年4月より、福島駅東口~川俣高校前で運行開始したトヨタ自動車「SORA」
2023年4月より、福島駅東口~川俣高校前で運行開始したトヨタ自動車「SORA」

バスはどのくらい燃料を消費するのか

バスは軽油で動きます。川俣線の大きなバスは軽油1Lあたり約3.45kmしか動きません。福島~川俣線では年間約28万6千kmを走行し、約83klの軽油を消費。年間のCO2排出量は約214t-CO2。

それでもバスは多くの人が乗車できるので、みんながバスに乗れば環境には優しいです。

燃料電池バスを導入すると

福島~川俣線の路線バス1両を燃料電池バスに置き換えた場合、燃料電池バスは水素満タンで約200km走り、川俣線は片道24kmなので、3往復(約144km)は走ることができます。

1日あたりの軽油消費が約42L減少し、CO2排出量も約108kg-CO2削減できます。

今後の予定

8月5日(土)に福島市・四季の里で開催される「知って・感じて・楽しむ水素day 再エネまつり」、8月6日(日)福島市・こむこむ館で開催される「まなびチャレンジ!お仕事体験2023」への参加を予定しており、燃料電池バスの展示とお子様やご家族を含めた写真撮影等を実施予定です。

Information

ジェイアールバス東北株式会社 福島支店
電話番号
024-534-2011
リンク
https://jrbustohoku.co.jp/

Information

問い合わせ先
【E-Actふくしまに関するお問い合わせ】
事務局:福島市環境課
問い合わせ先
電話番号
024-525-3742
リンク
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/kankyo-o/machizukuri/shizenkankyo/kankyo/e_act.html

記事構成:CJ Monmo編集部 鈴木菜津美

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