「あぶくま洞」は、およそ8,000万年という歳月をかけて創られた美しい大自然のアート。洞内は、種類と数の多さでは東洋一ともいわれるさまざまな形の鍾乳石や石筍（せきじゅん）が神秘的な世界を繰り広げる。三段階層からなる洞内には、高さ29mの滝根御殿をはじめ、「竜宮殿」、巨大石筍「クリスマスツリー」や「樹氷」などの見どころが多い。童心に帰って大人同士で、また、子どもや孫と一緒に出掛けて体験するのも楽しい。

田村市のおいしいグルメにも注目！

　おいしいグルメが味わえるのも自然豊かな田村市の魅力。市内の7店舗では、色鮮やかな「たむら八彩（やさい）カレー」を提供。阿武隈高原に位置し寒暖差を活かして作られる高原野菜をはじめ、卵など田村市産の食材を8種類以上使用している。キーマカレー風や冷やしカレーうどんなど、各店の多彩なメニューから自分好みの一品を選んでみては。

　お土産には、都路産の卵を使った「ゆいプリン」や滝根町産の山ぶどうを使ったご当地スイーツがおすすめ。卵のおいしさを生かしたお菓子は『みやこじスイーツゆい』（田村市都路町）で味わえる。山ぶどうスイーツ「北醇（ほくじゅん）」は、甘酸っぱさが残る羊羹や大福、チーズケーキ、焼き菓子と個性豊か。田村市船引町『あくつ屋』他、市内の4店で購入できる。