【桑折町】陣屋の杜公園

かつて幕府直轄の代官所（陣屋）があった場所。桑折町の『陣屋の杜公園』は現在、紅葉の名所として町民に親しまれている。鮮やかに色付くモミジやカエデが足元を真っ赤に埋め尽くす景色は圧巻だ。

10分ほどで園内を1周出来るので、気軽に散策を楽しめる。徒歩約3分の場所にある「旧伊達郡役所」と併せて楽しみたい。見頃は11月上旬から中旬。

【伊達市】霊山（りょうぜん）

日本百景にも選ばれている『霊山（りょうぜん）』。ゴツゴツとした岩肌と色鮮やかな木々とのコントラストが美しい。登山道も整備されており、気軽にトレッキングを楽しめる。

最高峰（標高825m）の「東物見岩（ひがしものみいわ）」からは、条件が良ければ太平洋を見ることも。見頃となる10月下旬から11月上旬は、「霊山紅葉まつり」も開催。

【福島市】磐梯吾妻スカイライン

「日本の道100選」にも選ばれている山岳観光道路『磐梯吾妻スカイライン』。吾妻連峰の山肌を縫うように走る道路は全長約29km。

10月上旬から、標高の高い場所、中腹、麓へと徐々に紅葉の見頃が移ろう。「天狗の庭」「つばくろ谷」などの見どころも多数あり、絶景ドライブを楽しみたい。

【二本松市】安達太良山

高村光太郎の妻・智恵子が「ほんとの空」があると愛してやまなかった『安達太良山』。安達太良山頂の紅葉は例年9月下旬から始まり、1ヵ月かけて麓までを染めていく。

安達太良の山頂部は標高約1,700mあるが、奥岳登山口から「あだたら山ロープウェイ」を利用すれば、1,350m地点の薬師岳まで乗車時間10分ほどで一気に行くことができる。

【大玉村】大名倉山

大玉村と本宮市にまたがる『大名倉山』は、頂から安達太良山を一望できる標高575.8mの低山。登山道は、国道4号から「花と歴史の郷 蛇の鼻」方面へ「名倉山登山道」の青い文字の看板を見逃さないように進むと、「日吉神社」の鳥居がある。

そこから登山者用の駐車場はすぐ近く。森を30分ほど進むと、急に視界が開けて広々とした山頂へ至る。