無料高速開通で福島-米沢間が約20分に
2017年11月、東北中央自動車道の福島大笹生ICから米沢北ICの高速道路が開通。米沢市街地手前の米沢八幡原ICまでは約20分と、これまでの半分の時間で行けるようになりました。しかも通行料は無料(2019年2月現在)!開通以来、気軽に米沢へ行かれる方もグッと増えたのではないでしょうか。
全国屈指のブランド肉「米沢牛」
さて、米沢と言われて思い浮かぶのは「米沢牛」、ですよね!松坂牛・神戸牛と肩を並べ、三大和牛の一つと評されることも。ちなみに、同地域では「山形牛」も有名ですが、これは山形県内で飼育された黒毛和種であり日本食肉格付協会によって4等級以上(もしくは3等級に準ずる)と認められるなどの条件を満たしたもの。
一方、「米沢牛」は置賜地方の3市5町に居住する登録生産者によって育てられ、米沢牛銘柄推進協議会によって「山形牛」よりさらに厳しい条件をくぐり抜けて格付けされた非常にレベルの高~~いブランド肉なんですよ。
いざ出発!!肉王国・米沢へ!
その日、福島市は快晴。冬の米沢を知らない私は「絶好の肉日和だぜ~」などとおだちまくっていたのです。福島大笹生ICから高速に入り、走ること約15分…
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。ⓒ川端康成
米沢「銀世界へようこそ(ニコニコ)」と言わんばかりの雪。やばくないですか米沢よ、圧倒されるわ。だが、除雪は完璧。それこそ豪雪地帯の証拠である。
来ました!そびえたつ肉御殿『金剛閣(こんごうかく)』
『実際米沢に行ったら全部の店に「米沢牛」ってノボリ立ってない?結局どこで食べるのが正解なの?』そう思っているアナタ、『金剛閣』に行くのです。創業95年の歴史を持ち、大正時代から受け継がれる門外不出の目利きで、一級品の米沢牛を提供してくれます。4階建ての施設では、各フロアごとに米沢牛を違ったスタイルで楽しめるんですよ。とっても珍しい~!!
2階は「焼肉 黄木(おおき)」、3階は「すき焼き・しゃぶしゃぶ 毘沙門(びしゃもん)」、4階は「ステーキレストラン 明星(あかぼし)」。入館すると、まずは1階フロントでジャンルを選びます。
マーヤ「(う~ん…どれにしようかな……)」
スタッフ「お悩みですか?」
マーヤ「はい…福島から米沢牛を食べに来たのですがどれにしていいのやら…」
時刻は12:30。その時マーヤは、「お腹が空きすぎた時に何を見てもおいしそうで、逆に今自分が何を食べたいのかわからなくなるターン」に入っていました。(こういう時はいつもとりあえずマックを食べ、落ち着いてから胃の本心に耳を傾けるようにしている)
スタッフ「せっかくですから、米沢牛本来の味わいをストレートに感じられるステーキはいかがでしょう?」
マーヤ「なるほど!いいですね!米沢牛の神髄が知れそうです!!」
ジャンルを決めたらエレベーターで4階へ。『明星』の店内は大きな窓が配されており、米沢を見渡せる素晴らしい眺望がそこに。こんな景色を眺めながら米沢牛を楽しめるとは…、なんとも贅沢!!
7,500円のステーキ盛りに挑む…!
米沢牛のサーロインやランプ、フィレの単品ステーキが100g・150g・200gなどから選べます。選びきれず悩んでいると「米沢牛ステーキ3種盛合せ」を発見!!料金は7,500円…くっ…凡人にはかなりプレミアムな一皿ですが、どうせここまで来たのなら!と注文してみました。
セットメニューも500円から各種揃います。特にこのメニューを注文の方限定で通常1,600円の内容を、プラス1,000円で提供。サラダ・スープ・牛寿司2貫・ライスorパン・デザート・コーヒーが付くのでとってもお得ですよ。
ライスはすべて「つや姫」を使用。ちなみに、ステーキは希望の焼き加減で出してくれるそう。オススメはミディアムレアです!
スタッフ「お待たせしました~」
マーヤ「これはっ…!」
ウワッッ!!
なにこの高貴な輝き!!
そしてステーキのえも言われぬいい香りに全身が包み込まれる…!
まずは、メニューについて伺ってみます。今回はシェフ直々にお話してくださいました。
シェフ「この米沢牛ステーキ、塩コショウで下味をつけてありますので、まずは何もつけずに味わってみてください。ステーキソース、本ワサビと西洋ワサビもございます。お好みでどうぞ。
当店では地産地消を大切にしているので、付け合わせのお野菜も地元・置賜地方でとれた旬のものを使用しています。今回、お皿中央にあるのが『雪菜(ゆきな)』といいます」
マーヤ「ゆきな…?初めて聞きます。それに見たことない形ですね」
シェフ「はい。置賜地方では雪の中で育てる伝統野菜として知られています。セットのスープにも『遠山かぶ』を使用しました。米沢牛との相性が良く、その季節ならではのものを厳選して提供させていただいています」
マーヤ「なるほど…、この一皿に米沢の味覚がギュッと詰まっているんですね!」
一級品の旨みやいかに
いよいよ、いただいてみたいと思います。まずはこの中で最も高級な部位フィレから。何もつけずにそのまま食べてみます。
…言葉を失ううまさ。“やわらかさ”においては、牛肉のうち最高峰ともいわれるフィレ。ビロードのようなとろける舌ざわりと程よい脂。それを絶妙な焼き加減で最大限に引き出しています。ん~こんなやわらかいステーキ、食べたことない!
次は肉の王様・サーロインをいただきます。
…ッ!!
すごい!!口の中に肉汁の洪水警報発令!!!!
あ!ない!もうない!肉とろけた!
そう、これはすべて一瞬の出来事でした。一口噛めば、きめ細かいサシから、甘く濃厚な肉汁が押し寄せ口の中が洪水状態に。終われば上質な赤身を少し咀嚼して、肉のおいしい余韻を残しながらフェードアウト。華麗なるサーロイン劇場が閉幕するのです。
最後は赤身肉の希少部位ランプを!
………
モー!牛に感謝しすぎて牛になっちゃった~~!
ガツンとくる赤身ならではの旨みにストレートKO
肉の味わいが強く、パンチがあるランプ。肉肉しさを楽しめるとともに、脂肪分は少なくあっさりいただけます。やわらかさだって他の部位に負けていませんよ。ステーキソースを付けても相性バツグンでした。
ステーキ完食!!
『金剛閣』さん、最高の肉タイムをありがとうございました!!
この味、一生忘れませんですモゥ。
ちなみに、今回ご紹介できなかった「黄木」と「毘沙門」についても少しだけ。
2階「焼肉 黄木(おおき)」
精肉店直営の強みを生かした一頭買い付けによるバリエーション豊かな部位と鮮度が魅力の焼肉店。個室でゆったりと極上の肉を楽しめます。
3階「すき焼き・しゃぶしゃぶ 毘沙門(びしゃもん)」
四季折々の恵みを使い、心安らぐ風情の和食を味わえます。旬の味覚を取り入れたすき焼きやしゃぶしゃぶで米沢牛を堪能しましょう。冬には特にオススメですよ。
さて、肉ツアーというからにはまだまだ終わりません!この後は、2018年4月にオープンした「道の駅 米沢」へ行ってきましたよ!!ぜひ【後編】をご覧ください。
「道の駅 米沢」でも食いまくる!生肉に丼ぶり!?一日で3食分も肉を食べるマーヤ、果たして一日総額いくらになったのか…!?
Information
米沢牛黄木(おおき)直営レストラン 金剛閣(こんごうかく)
- 住所
- 電話番号
- 0238-22-4122
- 営業時間
- 11:00〜14:30/17:00〜22:00 (21:00ラストオーダー)
※土・日曜祝日は11:00〜22:00(21:00ラストオーダー) - 休み
- 毎週火曜日
- 駐車場
- あり
- リンク
-
http://www.kongoukaku.com/