「まちなか食堂 はらくっち」は2024年5月15日を持って、閉店しました。
元気めしを求めたくなる昨今のご時世。
そんな第34回目の「ふくしま定食部」は、福島稲荷神社の北西・角の信号を西へ渡り、最初の路地を左へ入った、隠れ家のような『まちなか食堂 はらくっち』さんを訪問させていただきます。


同じ場所に以前あったお店のときもそうでしたが、重厚感のあるドアを開けるまで、ちょっとドキドキします。


入店して目に入る店内は真っ白いカウンター。入ったそばから落ち着きます。


入り口でメニューを確認しておりましたので、Aランチの「鮭のバターしょうゆ焼」にします。
ここから小鉢メニューを2種選ぶのですが、これが迷います。迷ったら一番上がオススメの法則で「ひじき煮物」。それと、ご飯おかわりを見据えた「なっとう」をチョイスです。
オープン2年目とのことですが、お客さん目線での日替わりメニューと、親しみ溢れる接客で、あったかいお店。お客さんからのリクエストでメニューを決めることもあるそうで、それを聞いてさらに、愛されているお店だと伝わります。
カウンターのイスに座ると、目の前の自分で入れられる湯茶セットがありがたいです。デザインの良い蕎麦猪口を湯呑みにされているのも良いですね。
待つこと数分でしょうか。バターの良い香りが先行して、「鮭のバターしょうゆ焼」が到着です。

香りだけでごはんをおかわりできちゃうほど香しく、気持ちもはやりますが、ここは落ち着いて鮭のベストポジションに的確に箸を入れます。


メインの皿のサツマイモやレタス、さらには小鉢のひじき煮物。バランスの取れた食事で、身体も喜んでいるのが分かります。ここまでで、1杯目のごはんを平らげます。
ご飯のお代わりをお願いし、このために選んだ納豆をマウントさせて、その美しいビジュアルをうっとりと眺めます。

こちらもあっという間に掻き込んで、クールダウンしようかと思ったその時に目に入ったのは、「にゃはぎ(ぼたもち)」(200円)の文字。
ランチのおつりがちょうど200円ですから、ここはデザートとして、オーソドックスに「つぶあん」をいただいてみます。


常連さんが食後のコーヒーを頼んでいたので、釣られるようにコーヒーを添えながら、まったりとクールダウンです。


毎月最終金曜日は夜のはらくっち『夜はら』として、夜10時まで延長営業。普段もビールや銘酒を楽しむことができ、昼飲み、ちょい飲みスポットとしてお邪魔できそうですね。
初めは重そうなドアにドキドキしますが、一度開けて中を体験してしまうと、その居心地の良さ、考えられた日替わりの食事にハマること間違いなしです。
ごちそうさまでした。
Information
はらくっち
- 住所
- 電話番号
- 090-2794-3833
- 営業時間
- 11:30~18:00
※営業時間はお問い合わせください - 休み
- 土・日曜祝日※臨時休業あり
- 駐車場
- なし
- リンク
-
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