第106回「ふくしま定食部」は福島市から国道114号と常磐道で富岡町の「フキノトウ」さんへ向かいます。
常磐富岡インターチェンジで降りたなら、富岡川を追いかけるように太平洋へ。11時のオープンまで少し時間があったので、富岡漁港をぶらり散策。
ナビに従うと漁港から富岡川を跨いだすぐの場所へ誘導され、一軒家そのものの佇まいに若干不安になりますが、浅葱色の看板を見つけてホッと駐車。
ドアを開けたら思わず「おじゃまします!」と言ってしまうほどの住居感。
中へ進むとカウンターとテーブル。その奥には青い海。
窓からの陽射しとブルーやグリーンを基調とした内装、明るい木材の色合いも相まって爽やかで柔らかな空間。せっかくなので太平洋を臨むカウンター席に陣取りました。
メニューは奥さまが日々考える「日替定食」と「おうちのカレーライス」。日替わりにしようかそれともカレーか…。
そんなとき“カレールーだけ小皿に”の貼り紙は朗報。
しかも、本日の日替わりは、サケのホイル焼き+ピーマンの肉詰め。最高!これで迷いなく「日替定食に小皿カレー」をオーダーです。
セルフで冷茶を注いだら、到着まではぼんやりと海を眺めるニュートラルな時間。あたたかな陽射しと眼前の青。すでにごちそう。
「夜の森公園」や「ショッピングセンター Tom-とむ」、過去に訪れた富岡町を思い出しながら、新スポット誕生の喜びを冷茶の香ばしさとともに飲み込みました。
※Tom-とむは現在の「さくらモールとみおか」。
待つこと10分ほど。日替定食の到着です。「飲食店が少ないので、仕事で来ている方にもここで健康的な食事を」と仰る気持ちが伝わる家庭的であったかい定食。
まずはホイル開封の儀ですよね!
なかの答えは分かっていても募るドキドキ。正解は肉厚な鮭にしめじ、そして富岡産の新たまねぎ。見るからに旨み出まくりなので何もかけずにそのままパクり。
鮭やわらか!たまねぎ甘!出汁でまくり!ホイルなので汁を啜れないのが残念なほど。
海苔の味噌汁に海を感じたらピーマンへと箸を移しましょう。肉詰まりすぎな肉詰めは強めに箸を入れないと割れないほど。
それではと丸ごと頬張れば、噛むたびに肉々しい旨みが合いの手の如くポンピング。
ダブルメインをそれぞれ堪能したところで、遅れて到着していた小皿カレーの出番。小皿というより、昔、眼科に行くと持たされた洗眼器ほどのフルサイズカレー。
こだわりのブレンドで煮込まれるまさに家庭のカレーがむしろうれしい!
考えられた家庭的な味わいに大満足。でも黄色い貼り紙が頭から離れず「ティラミス」を追加。
チョコケーキ寄りのティラミス(400円)は、ほのかな酸味とカカオ感。
雰囲気、味わいが気に入って、3週間後に再訪した日替わりは「選択定食」(1,100円)。
この日は(1)カツ煮(2)ぶた肉のスタミナ漬け焼き(3)さけコロッケから2つ選択。ここは肉と魚にしようと(1)と(3)で。そこにデザートではなくコーヒーフロートを添えて大満足。
ふくしま駅伝でも富岡町チームの一員として走られる健脚の持ち主。これまでの富岡とこれからの富岡のタスキを繋ぐために東京から移住してきたご夫妻は、まるで太平洋にのぼる朝日のよう。
江戸時代には相馬街道の宿場町として栄えた「富岡宿」。奇しくも民泊食堂として2024年5月オープンしたフキノトウさん。
看板ロゴの“ト”が緑色なのは、吹野美登さん幸江さん(旧姓:宇田川)ご夫妻のご苗字“フキノとウ”ダガワから。蕗の薹のように苦み走った店主が出てくるのを想像していたら温和なご主人。
「ディズニーは彼女の趣味、ガンダムとスターウォーズは私の趣味なんですよ」と美登さん。「どうしよう、話し始めたら止まらなくなっちゃう!」と幸江さん。
こんなご夫妻、一瞬でファンになっちゃうじゃないですか!できれば泊まってとみおかワインで乾杯したいくらいです。
お会計を済ませて外に出ると、Tom-とむのCMが思い出されました。
♪フキノトウさん、そこには愛がある♪フキノトウさん、そこには夢もある~♪
ごちそうさまでした!
Information
フキノトウ
- 住所
- 電話番号
- 080-3414-2715
- 営業時間
- 【ランチ】11:00~14:00
【カフェ】14:00~17:00
【ディナー】17:00~21:00(20:30ラストオーダー)
※ランチタイムのみの営業日もあり - 休み
- 不定休
- 駐車場
- あり
- リンク
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https://www.instagram.com/fukinotou_tomioka/


