福島のマイホームを応援する「ふくしま家づくりの本」は、発売中の2018年版で22号目になります。今回は創刊号を振り返りつつ、“イマドキの家づくり”を探ってみたいと思います!


1997年発行の創刊号の間取り図を見てみると…1階はLDK(リビング・ダイニング・キッチン)に、廊下を挟んで和室。2階は主寝室と子ども部屋を個室で、という造りが多いようです。
2018年版では、1階の広い空間にLDK・リビング階段・和室(畳コーナー)を造る。2階は主寝室と子ども部屋、フレキシブルに使える空間を設置する傾向にあるようです。各部屋に収納スペースが造られていることも一目瞭然!
注目して欲しい、子ども部屋
表記は同じ“子ども部屋”でも、「1ルーム2ドア」タイプが多いんです。子どもが小さいうちは大きな空間で遊んで、個室が必要になったら壁を造ったり、家具で仕切る。子どもが巣立ったらご夫婦の趣味部屋に!なんてステキな夢をお持ちのご家族も。10年後・20年後を見据えて、空間に多様性を持たせるのも、イマドキのスタイルです(下の写真・間取り図から住宅レポートにジャンプできます)。
コンパクトなおウチを、広く見せるワザ
創刊当時に比べると、家族構成の変化で住宅の延床面積が小さくなっているのも特徴。奥行きや開放感をつくる空間演出のワザで延床面積以上の広がりを持たせることができますよ(下の写真・間取り図から住宅レポートにジャンプできます)。
“家族ジカン”を充実させる間取り
二世帯住宅のスタイルが変わったり、共働き夫婦が増えたりと家族構成も時代の変化ですね。求める設備が変わったり、家族で過ごす時間を豊かにしたいという要望も増えているようです(下の写真・間取り図から住宅レポートにジャンプできます)。
時代は変わっても、「家族が快適に暮らせるように」「ゆったりくつろげるように」「安心して子育てをしたい」というご家族のマイホームへの想いは変わりません。「人生100年時代」と言われる昨今。子どもの成長や夫婦の暮らし方の変化など、先を見据えて、長く快適に、幸せに過ごせる住まいを考えてみてください。