2021年11月よりスタートした「E-Actふくしま環境リレーコラム」。毎月「日刊CJ Monmo Web」にて、所属団体の取り組みについてリレー形式で紹介しています。
「E-Actふくしま」の詳細はコラム第1回 をご覧ください。
第8回は「福島県地球温暖化防止活動推進センター」です。以下、福島県地球温暖化防止活動推進センター 総務人事部 事務局長・鈴木和隆さんよりご説明いただきます。
気候変動と地球温暖化防止活動に関する『よろず相談窓口』
福島県地球温暖化防止活動推進センター(略称:温対センター)は、地球温暖化防止活動を通して、環境保全など「Only One Earth」(かけがえのない地球)を守る事業を行っています。地球温暖化対策の推進に関する法律(平成10年法律第117号)に基づき、福島県から指定を受け、NPO法人「うつくしまNPOネットワーク」(郡山市)が運営しています。
一番大切な仕事は、「よろず相談窓口」を開設し、県民、諸団体、企業、行政のみなさんからの「気候変動と地球温暖化防止活動」に関する相談を受け付けることです。
最近うれしい相談がありました。温対センターの電話が鳴り、「○○高校の○○と言います。地球温暖化について勉強しています。センターに訪問しお話を伺うことはできますか!?」。もちろん、OKです。飲み物とサンドイッチを用意して、放課後の活動を一緒に行いました。
次に大切な仕事は、「うつくしま地球温暖化防止活動推進員」養成研修会を企画・開催することです。気候変動の原因や現状、県民や企業が取り組める地球温暖化防止活動の紹介などを、みんなで学びます。現在(2022年4月1日時点)、福島県全域に67人の推進員さんがおります。
福島県民であれば、誰でもこの研修会を受講することができます。受講後、推進員になりたいですと申し出る(固い言葉でいいますと、委嘱申請といいます)と、福島県から委嘱されます。
こちらも最近うれしいことがありました。81歳になる推進員さんが、小学校で地球温暖化に関する勉強会の講師を務めました。「僕で講師が務まるかな」と不安げでしたが、結果は大成功でした。参加した小学生たちから、「先生ありがとう。地球温暖化の原因が分かりました。教えてもらった対策を、家に帰り家族に話します。」と、拍手の嵐だったといいます。
推進員同士の研修会や、専門的な講座も実施しています。

窓口での「よろず相談」以外に、下記の活動を計画しています。詳細は、随時ホームページに掲載いたします。
- 福島県2050年カーボンニュートラルロードマップ(5月13日決定)の地域での説明会(随時開催)
- うつくしま地球温暖化防止活動推進員の養成研修会
- 出前講座
2022年度は、3回開催します。
・会津地域:9月16日(金)13:30~ 会津若松卸商団地協同組合「アピオスペース」
・浜通り地域:10月21日(金)13:30~ 複合施設「linkる大熊」
・中通り地域:11月11日(金)13:30~ 郡山市中央公民館
諸団体、企業、行政などが開催する地球温暖化防止に関する勉強会に講師を派遣します。「こんな講座、セミナーを開催してほしい」という希望もお聞きしています。お気軽にご連絡ください。

Information
- 問い合わせ先
- 福島県地球温暖化防止活動推進センター事務局
- 問い合わせ先
電話番号 - 024-944-0083
- リンク
-
http://fukushima-ondankaboushi.org/
Information
- 問い合わせ先
- 【E-Actふくしまに関するお問い合わせ】
事務局:福島市環境課 - 問い合わせ先
電話番号 - 024-525-3742
- リンク
-
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/kankyo-o/machizukuri/shizenkankyo/kankyo/e_act.html