2021年にスタートした「E-Actふくしま環境リレーコラム」。「日刊CJ Monmo Web」にて、所属団体の取り組みについてリレー形式で紹介しています。
「E-Actふくしま」の詳細はコラム第1回 をご覧ください。
第23回は「福島日産自動車株式会社」です。以下、福島日産自動車株式会社 電気自動車営業部部長・大槻 清さんよりご説明いただきます。
電気自動車の活用による環境問題の解決、子どもたちの明るい未来に向けて
私たち福島日産自動車(以下福島日産)は、電気自動車を活用したイベントを積極的に実施し、認知・関心の向上を目指す「フクニチャージ」活動を行っています。「フクニチャージ」とは、福島日産の電気自動車事業の総称。福島日産の略称である“フクニチ”と、充電するという意味の“チャージ”を組み合わせた湖渡場で、「福島に元気をチャージする」という想いを込めて名付けました。
活動の一環として、福島県内の外部イベントや小学校に足を運び、小学生向けの体験型授業「日産わくわくエコスクール」を開催しています。地球温暖化と車社会の環境問題を学んだり、手動で電気を作ってモデルカーで電気自動車を走らせる体験をしたり、遊びながら知識を身に付けることができます。
さらにエコスクールの中では、CO2削減するための取り組みの1つとして排出ガスゼロを目指すこと、最新の先進技術が搭載されている電気自動車で交通事故ゼロを目指すことを伝える授業も行っています。

その他、移動手段としてだけではない電気自動車の活用方法を周知する取り組みも行っています。
外部イベントでは、電気自動車と可搬型給電器(電気自動車から電力を取り出す装置)をよく活用しています。電気自動車からキッチンカーや電飾機材に電気を送ることで、1日営業ができます。電気代がかからず、発電機を使わないので騒音防止にもつながります。
停電などの有事の際には、太陽光発電・電気自動車・V2H(※1)のセットがあれば数日間通常生活が送れますが、弊社でも万が一の有事に備えて、太陽光発電・電気自動車・蓄電池(V2X※2)を設置しています。停電時でもエアコンや自動販売機、Wi-Fiが稼働し、近隣の方々の避難所代わりとして機能するなど、防災活動にも尽力。
常に電気自動車から何ができるか考え、実行し、地域の皆様に役立つ活動を引き続き行って参ります。
(※1)V2H…「Vehicle to Home」の略。「車から家へ」という意味のワードで、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)のバッテリーに貯めている電力を、自宅で使えるようにする機器を指す
(※2)V2X…「Vehicle to X」の略で、車両と様々なものとの間の通信や連携を行う技術のことを指す

今後のイベント
2024年1月13日(土)フクニチャージ祭
【会場】郡山市 ビッグパレットふくしま
【時間】10:00~16:00
【内容】こども食堂、わくわくエコスクール、オレンジリボン活動、キッズエンジニア講習、ペイントカー、ハンドメイドワーク
2024年1月20日(土)・21日(日)ふくしまSDGs未来博
【会場】郡山市 ビッグパレットふくしま
【時間】9:30~17:00(21日は~16:30)
【内容】わくわくエコスクール、V2Hを活用したデモンストレーション

Information
福島日産自動車株式会社
- 電話番号
- 024-523-2111
- リンク
-
https://ni-fukushima.nissan-dealer.jp/
Information
- 問い合わせ先
- 【E-Actふくしまに関するお問い合わせ】
事務局:福島市環境課 - 問い合わせ先
電話番号 - 024-525-3742
- リンク
-
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/kankyo-o/machizukuri/shizenkankyo/kankyo/e_act.html
記事構成:CJ Monmo編集部 鈴木菜津美