飯坂温泉、土湯温泉、岳温泉などなど…福島県内には温泉がいっぱいありますね。温泉名物といえば、"温泉玉子"!皆さんの想像のとおり、白身も黄身も半熟な玉子のこと。
今回は、福島県観光物産館で販売する飯坂・土湯・岳の温泉玉子3種類を食べ比べしまーす!意気揚々と宣言しましたが、食べ“比べ”…できるのでしょうか?温泉玉子に違いなんてあるの?ごくり、とのどを鳴らし、いざ食べ比べ。
写真では伝えきれない、温泉玉子のツヤツヤぷるるんっとした様子は、動画をぜひチェックしてくださいね。
【飯坂温泉】阿部留商店「元祖ラヂウム玉子」
まずは、『阿部留商店』さんの「元祖ラヂウム玉子」~!
言わずと知れた、飯坂温泉のお土産品です。私も、まだ地元(須賀川市)にいた頃に、お土産としてよくもらっていました。
そして、なんといってもパッケージがレトロかわいい♪並べて置いておきたくなっちゃいます。
家族で食卓を囲んだ、あのときを思い出す懐かしい味だ~!
黄身は固めの半熟、白身はとろっと。食べ応えがありますね。黄身が固め半熟だからか、濃厚な味わいを感じます。
製造販売をはじめてから100年以上。福島の家庭で長く愛されているのも納得の、シンプルなおいしさです。
【土湯温泉】森山のおんせんたまご「ガンバ卵ショ」
ほっこりした気持ちになったところで、お次は『森山』さんの「ガンバ卵ショ(がんばらんしょ)」。以前ご紹介した、燻製たまご「ガンバル燻」と同じ製造者さんです。思わずにっこりしちゃうネーミングセンスが好きです…。
パッケージには、土湯こけしの「ほほえみがえし」。現在、土湯温泉公式キャラクター・きぼっこちゃんver.もあるそう。そちらも気になりますね。
こちらは、しょうゆタレが付いているので、かけていただきまーす!
滑らか、そしてのど越し柔らか!
コクのある黄身としょうゆタレの相性が抜群です。美味。タレのかかっていない、白身も食べましたが…ほんのり塩味を感じます。
なんの塩味だろう…?と調べてみたところ、土湯温泉にある宿『ニュー扇屋』の自家源泉で、じっくり茹でており、その源泉に含まれる天然の塩分が玉子に浸透しているため、ほんのりと塩味が加わっているのだそう。
塩味やほどよい柔らかさがあるので、サラダと合わせて食べてもおいしそうですね。
【岳温泉】(株)佐藤物産 温泉たまご「とろんたま」
大トリは、『佐藤物産』さんの「とろんたま」です。
おみやげ屋の四代目が元料理人で、とろける舌触りと柔らかさにこだわって仕込んだ温泉玉子です。
パッケージには、「あかべこ」「フルーツ」「野馬追」など福島県内各所の名品や名物が。“福島のお土産”にはもってこいですね。
さて、商品名にある「とろん」は、いかほどなのか。いざ、実食!
舌の上で、とろとろ~っと、優しく黄身と白身がほどけていきます…。
「とろける舌触りと柔らかさにこだわって仕込んでいる」と、あるように、本当に舌触りが心地よいです。今回食べた3つの中で一番柔らかく、液状…とまでは言いませんが、噛まずにも飲み込めそうな、スルスルと何個も食べられます!
温泉玉子に、違いなんてあるの?…なんて気持ちはもうありません!それぞれで異なる舌触り、味わい、柔らかさがありました。皆さんもぜひ、食べ比べをして個性を発見してみてくださいね。
温泉玉子は、そのままはもちろん、ご飯やパスタ、サラダ、パン…何にでも合う素敵な食材。アレンジも楽しんでみてください♪
いろいろな温泉玉子が楽しめる、福島県観光物産館にぜひお越しを~!
この他にも、気になる商品がいっぱい!
「福島県観光物産館」のチラシはこちら(2020年3月下旬発行)
Information
福島県観光物産館
- 住所
- 電話番号
- 024-525-4031
- 営業時間
- 9:30~19:00(ふくしまラウンジは10:30~18:30ラストオーダー)
- 休み
- 無休
- 駐車場
- 契約駐車場あり(30分無料、2,000円以上の購入でさらに30分無料)
- リンク
-
https://www.tif.ne.jp/bussan/