荘厳神秘・第三只見川橋梁
朝霧を 黄金に染めて 橋渡る 始発列車は 峡を切り裂く
夜の静寂を抱いていた濃霧峡谷は、強烈な陽光を受け、黄金の幻想世界へと姿を変える。荘厳神秘の光の中を、列車は濃霧を切り裂いて勇猛果敢に第三只見川橋梁を渡ってゆく。人知れず繰り返されるこの一瞬は、自然と人の営みが永き歳月をかけて紡いできた調和の証でもある。
朝日は山河を照らし、列車は人々の暮らしを結び、谷あいに新たな一日の息吹を運んで来る。その輝きは、奥会津という風土が今なお失わずに守り続けている、かけがえのない日本の奇跡の原風景なのでもある。
撮影地へは、滝原集落側の三坂山登山口隣の旧ゴミ処理場跡地に駐車し、茂る歩道を300mほど進んでいくと到着する。列車は始発列車(上り)を捉えたものである。
文・写真/星 賢孝
Information
朝霧の三島町「第三只見川橋梁」を渡る只見線列車
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