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偉大なコメディアンに愛された福島訛り【連続テレビ小説「エール」感想】

連続テレビ小説「エール」超☆福島解説~第12回~

  • 情報掲載日:2020.06.26
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

「だいじょぶだぁ」には誕生秘話が2つも!

ドラマの中で、重鎮の作曲家・小山田耕三を演じている志村けんさん。皆さんご存じの通り、数々のギャグで日本中を沸かせた偉大なコメディアンですが、実は福島県にとてもゆかりが深い方です。なんせ、代表的なギャグ「だいじょぶだぁ」は、福島弁(訛り)をヒントにして生まれたのですから。

志村さんが喜多方市に住む親戚の元を訪ねた際に、「あがっせ、あがっせ、だいじょぶだぁ」と言われたのがヒントになったというのは、地元(特に会津地方)では有名な話です。

で、それとは別に、郡山市西田町にある「でこ屋敷」(歴史ある伝統的工芸品の工人集落)をテレビのロケで訪ねた際、集落にある茶屋のおばあちゃんが「お代はいらない。だいじょぶだぁ」と言ったのがヒントになったという説もあります。こっちも、喜多方説に負けないくらい有名です。

でこ屋敷にある「おいち茶屋」の立て看板の片隅には、かつての名物女将「おいちばあちゃん」のイラストが
でこ屋敷にある「おいち茶屋」の立て看板の片隅には、かつての名物女将「おいちばあちゃん」のイラストが

志村さんの死去後、地元の新聞社が関係者にきちんと取材した上で、この「喜多方説」と「でこ屋敷説」の2つの説を記事にしていたので、おそらくどっちも正解なのでしょう。複合的に絡み合って生まれたギャグなのかもしれません。

いずれにしても、福島県の方言(訛り)が、偉大なコメディアンの琴線に触れたのは事実。私たち福島人は、もっと自分たちの言葉の魅力に気付くべきかもしれませんね。

さて、子どもの頃から「志村けん=ギャグの達人」と刷り込みされて育った私。ドラマの中で志村けんさんが登場するたびに、どうしても抑えられない衝動があります。それは、「どこかのタイミングで豹変して、『だいじょぶだぁ』と言いだすんじゃね?」という妄想。そんなコントみたいなことはないと分かっていても、ついつい期待してしまいます。

もう、志村さんの登場シーンはないのかもしれませんが、せめてもう一度、「だいじょぶだぁって言って!」と、心の中でつぶやきたいな~。

志村さんの出身地・東京都東村山市にある和菓子処「餅萬」が販売している「だいじょぶだァー饅頭」。前から気になっていたのでお取り寄せしちゃいました(←福島に関係ねーだろ!)
志村さんの出身地・東京都東村山市にある和菓子処「餅萬」が販売している「だいじょぶだァー饅頭」。前から気になっていたのでお取り寄せしちゃいました(←福島に関係ねーだろ!)

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